効果絶大!!夏越しの大祓いって知ってますか?

神結びの旅

毎年6月の水無月、梅雨のころには、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」がおこなわれます。この「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」という神事は古代からずっと続く、日本人にとっては伝統の儀式です。

でも「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」っていわれても普通はぴんっときませんよね?
どちらかといえば「なに?それ?」っていう反応をする人が多いと思います。

でもこの「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」で私たちが日常の中の災いや、罪・穢れをきれいにしてもらえるとしたらどうでしょうか?半年から1年かけて日常の生活の中でたまりにたまった世俗の垢をクリーンにしてもらえる…!となればちょっぴり興味がわいてきませんか?
しかもその方法はとっても簡単なうえに効果は絶大なんです♪

「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」とは?

そもそも「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」って何!?と思っている方♬きっと多数いますよね。
「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」とはカンタンに言うと心身の穢(けが)れ、罪・災いを祓(はら)い清めるという神事のことです。

大祓(おおはらえ、おおはらい)は、日本の神道儀式の祓の1つ。祓は浄化の儀式として宮中や神社で日常的に行われるが、特に天下万民の罪穢を祓うという意味で大祓という。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

大祓(おおはらえ、おおはらい)についてさらに詳しくいえば、毎年6月だけでなくと12月の晦日にも「大祓式」があります。

6月の大祓は6月30日にありこれを「夏越の祓(はらえ)・夏越の大祓(おおはらえ)」というのです。
もう一回は12月にあります。12月31日に斎行されこちらは「年越の祓・年越の大祓」といわれています。

この大祓(おおはらえ、おおはらい)は全国にある多くの神社で斎行していて、しかも自由に参加できるのでぜひ!この6月のベストタイミングで行かれてみてはどうでしょうか

「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」の意味は?

年に2回斎行される大祓(おおはらえ、おおはらい)ですが、6月30日にある「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」では、一年の前半の半年の穢れを払ってリセットして、次の日から年末までの半年を清らかに楽しくすごしましょう♪という意味があります。

わかりやすくぶっちゃけていっちゃいますと、約束事破ったり、人の悪口言ったり、イライラして八つ当たりしちゃったり、他にもあーんなことやこーんなことの自分が悪かったって思い当たるようなことを全部リセットしてあげますよ!というとってもありがたい神事なんです♪

しかも効果絶大!となれば参加しない手はないとおもいませんか??

「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」って何やるの?

はい!ここまで読んでいただけたらそろそろ「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」に行ってみたくなってきませんか?笑
じゃあ「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」に行って何するの?って思いますよね。特に難しことなんてやらなくても大丈夫♬

とっても簡単なんです♪しかも…ちょっと楽しいかもです♪

夏の大祓いには茅の輪くぐり

夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の時には、「茅の輪(ちのわ)くぐり」というものをやります。
参道の結果以内にチガヤという草で作られた数メートルの輪っかが設置されてその中を一定のルールに従ってくぐるんです。

この輪をくぐることで罪穢れをリセットして心身をきれいにしてもらえます。この神事を「茅の輪くぐり」や「茅の輪神事」というんです。

この茅の輪くぐりはくぐり方のルールがあるのですが、ちゃんと茅の輪の横に説明があるのでそれを見てからくぐるようにしてくださいね。
カンタンにイメージ言うと左右に8の字に回る感じでくぐります。

余談ですが八の字にくぐりながら「水無月の夏越(なごし)の祓(はらえ)する人は千歳(ちとせ)の命のぶというなり」という歌を唱えながらくぐるといいという神社もあるようです。

人形や形代の意味は?

一般的には大祓では人の形に切りぬいた紙「人形(ひとがた)・形代(かたしろ)」を使います。

それに自分の名前・年齢を書ききこみ、その人型の紙の人形で身体を撫でて息を吹きかけます。これで自分の罪や穢れが人形に移るので、移った身代わりの人形の紙を水にながしたり焚き上げて祓う方法もあります。

これも各神社によって微妙にやり方が違っていたりするので、その神社のルールに従って行うととよいです。

「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」に食べるもの

日本ではいろんな行事になぞらえて縁起を担ぐ食べ物なんてありますよね。お正月だとお雑煮、お彼岸にはぼたもち…みたいに♬

じゃあ、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)ではどんなもの?っていうと実は特に決まったものはありません。

でも京都などでは水無月という白いういろうに小豆をのせたお菓子をこの日に食べる習慣があるそうです。ういろうの白は暑気をはらう『氷』をイメージして、その上にのせられた『小豆』は邪気をはらうといいわれています。

夏越の大祓(なごしのおおはらえ)で茅の輪をくぐって、邪気や穢れを祓ったあとに夏越の大祓(なごしのおおはらえ)水無月をいただくもの楽しそうじゃないですか?♬

大祓のはじまりは日本神話までさかのぼる

さて、大祓いでは人形に邪気を移して水や火で祓ったり、茅の輪をくぐったりすることをお話してきました。
ではなぜ、茅の輪をくぐるような神事ができあがったとおもいますか?
それは日本神話の時代までさかのぼります。

神話の時代、とある村に蘇民将来(そみんしょうらい)、巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟住んでいました。
兄の蘇民将来(そみんしょうらい)の暮らしは貧しく、弟の巨旦将来(こたんしょうらい)はとても裕福な暮らしをしていたのだそうです。あるとき武塔神という一人の旅の途中の神様が一夜の御宿を二人の兄弟にお願いしたのです。しかし、裕福な暮らしの巨旦将来(こたんしょうらい)は断り、貧しい暮らしだった蘇民将来(そみんしょうらい)はお宿を貸して貧しいながらも神様をおもてなししたのだそう。そのお礼に神様は『もしも疫病がはやったら茅の輪をつけるとよい』と教えてくれました。
そして数年後その村で疫病がはやり、腰に茅の輪をつけた蘇民将来(そみんしょうらい)の家族は疫病にかかることなく助かったのだそう。
そのことを教えてくれた武塔神という神様は実はスサノオノミコトだったといいます。

この神話以降、(疫病)を祓うために腰に茅の輪をつけることがはじまり、時代とともに茅の輪は大きくなり人がそこをくぐって災厄・穢れを祓うという現代のスタイルに変化してきたのです。

まとめ

さて、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」について方法や由来などをお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
茅の輪をくぐる大祓いの起源は日本神話までさかのぼります。
黄泉の国へ妻のイザナミを迎えに行ったイザナギは『黄泉の死の穢れ』を祓うために川へとはいります。
つまり古来より、日本では穢れた祓うという概念があったということになりますね。

せっかくの年に2回の大祓いの時期。茅の輪をくぐって災厄穢れをリセットして後半の半年間をいいものにしていきませんか?