夏越の大祓いに行ってきました in 大阪&神戸

とある神社の参道を走り抜ける1台の自転車 神結びの旅

突然ですが夏越の大祓い(なごしのおおはらい)は体験したことありますか?

神道の儀式の一つでけがれを祓い、浄化するというもの。

いつもパワースポットに出かけては幸運を願って何かを得る行為が多い私ですが、時には不要なものを落とさなければ効果も薄いんじゃないかと、ある日ふと思いこの日を待ちわびていました。

大祓いは年に2回で通常、夏越は6月、年越しは12月。

何れも末日に執り行われます。

そして今年、ついに行って来ました!

今回は

  • 夏越の大祓い/大阪一の宮・坐摩神社
  • 夏越の大祓い/神戸・生田神社

をお伝えします。

夏越の大祓い/大阪一の宮・坐摩神社編

坐摩神社(いかすりじんじゃ)は通称「ざまじんじゃ」。

漢字に変換するときも「いかすり」では出てこなくて全て「ざ・ま」で変換しております^^;)

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安産守護がご神徳なんですね。それにまさに都会のオアシス!

そしてその坐摩神社、都会の真ん中にあります。

アクセスが良く、しかもとても丁寧にご対応くださると評判でしたのでご縁があったらぜひ、と思っていたところ大祓いが恒例行事と伺い、謹んで参加させていただくことに。

ただし、今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から当日の参列はできないとのこと(3密回避)。

事前に人形(ひとがた)を頂いたので必要事項(名前と年齢も書かなきゃいけないらしいです。書きたくなかったけど)を記入しておきました。
そして6月30日当日、大祓い式には参列できないもののぜひ間近で拝見したいと思い坐摩神社まで足を運びました。

いよいよ坐摩神社に到着!

ビルの間にお社があり、周りのせわしなさとは一線を画した、落ち着いた佇まい。

雨のせいか緑がいっそう濃く感じます。

夏越の大祓いが今日、執り行われること、茅の輪くぐりができることをポスターや幟(のぼり)で確認、さっそく境内へ。

持参した人形は記入項目に間違いがなかったか再度確認、息を3回吹きかけて奉納。

「切麻(きりぬさ)」を頂きます。

この切麻で自分自身を清め、茅の輪くぐりをします。

清め方はお知らせ板にもある通り、頂いた切麻をだいたい3つに分けて

  1. まずは左肩の上から振りかけるイメージで
  2. 次に右肩に振りかけ
  3. 最後にもう一度左肩に

という手順です(たぶん…)。

茅の輪くぐりは3回が正しいようですが、自分の胸に手を当てて考えてみて「私のけがれ、果たしてたったの3回で落とせるんだろうか」と不安に。

「もっとくぐりたい」とは思いましたが、何事もやりすぎは良くないと自分を戒め3回にさせていただくことにし、その代わり心を込めてくぐりました。

立派な茅の輪ですよね。少々背が高くても頭がぶつかる心配もありません。

くぐる瞬間、どうしても合掌したくなるのはご愛敬^^;)

さて、厳かな雰囲気の中、神事が始まりました。

氏子が参加できないとはいえ、皆さん真剣で拝見しているこちらも引き込まれます。

厳かな雰囲気の中、神事は無事終わり、頂いた御朱印と御由緒略記(パンフレット)を手に帰路につきました。

ずっと雨に降られっぱなしでしたが「清める」という意味ではむしろ良かったのかも、と思った1日でした。

年末もぜひ参加させてもらいたいです!

夏越の大祓い/神戸・生田神社編

さてお次は神戸の生田神社です。

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バッキバキの狛犬と水みくじが有名です(笑)。

こちらも都会の真ん中でアクセス抜群!

生田神社は地元でもとても人気がある神社で大祓い式にも例年、多くの方が参加されるそう。

「神戸」の地名もこちらの生田神社からの由来なんだそうです。

地元の皆さんに愛され、親しまれている神社で清めていただけるなんて何だか幸せ、などと思いながら到着。

生田神社では毎年7月15日に夏越の大祓いが行われます。

大鳥居の傍らには狛犬が。何だか笑顔で迎えられた気分です。

1995年の阪神淡路大震災でも甚大な被害を受けた生田神社が再建することを願って伊勢神宮から届けられたのが一つ目の鳥居で現在は2代目。

その先にもうひとつ鮮やかな朱の鳥居。本殿はその先です。

あまりにも立派で一瞬立ち止まりました。

そして案内の幕も立派^^;

やや圧倒されながらも入るとすぐ目の前には茅の輪が。

実は写真で見てたのは緑のみずみずしい茅の輪だったので「あれ?」と(笑)。

帰ってから調べたんですが、6月に茅の輪を作ってから大祓い式の前に1回作り直すんだそうです。

ちなみにどちらの茅の輪も効果に違いはないんだとか。ほっとしました(*^^*)

今回は大祓い式には参列できませんでしたが、来年は式に参列させてもらい、ぜひともあのみずみずしい茅の輪をくぐりたいと思います^^;

最後に、主に京都での風習だそうですが、夏越の大祓いの後には和菓子の水無月を頂く風習があります。

残りの半年の無病息災を願ってのこと。こういうところは抜け目なく(^^♪

私も夏越の大祓いの〆はしっかりと水無月の生菓子をいただきました♡

 

まとめ

今回は夏越の大祓いin大阪&神戸をお伝えしました。

今までは得ることばかりに気を取られてそぎ落とすことに無頓着でしたが、これからはバランス良く足したり引いたりしながら幸運をどん欲に追い求めていきたいと思います(笑)。

実はこうやって追い求めてる間が一番幸せなのかも、と思う今日この頃。

皆さんは何をしている時が一番幸せですか?