JALの100%子会社のLCC『ZIPAIR Tokyo』がポイントプログラムを開始しました!
「NEW BASIC」をコンセプトとしているZIPAIRは
- お客様にとってちょうどいい納得感のあるサービス
- お客様が自分らしく楽しめる気持ちよさ
を目指しているのだとか。
ZIPAIRポイントプログラムも
「コロナ禍でも海外へ渡航をしなければいけない方、コロナ後に渡航しようと考えている方、どちらの方にも新しい選択肢が提供できるのでは」
との思いからコロナ禍にも関わらず新サービスの開始に踏み切ったよう。
気になるのはその内容。
この記事では
- ZIPAIRポイントの獲得方法
- ZIPAIRポイントの使い道は?
- JALマイルとの交換は?
といった内容をお伝えします。
ZIPAIRポイント獲得方法は?
まず結論から。
ZIPAIRポイントを獲得するには
- JALマイルからの交換
- ZIPAIR POINT Club入会
の2通りの方法があります。
どちらもZIPAIR PONT Clubに入会することが前提の条件。
そしてZIP便の利用時にはポイントの付与はありません。
ちょっと物足りない感じもしてしまいますね。
ではもう少し詳しく解説します。
JALマイルからの交換
JALマイルからZIPAIRポイントへの交換は3つの単位があります。
これらの組み合わせで交換可能。
交換レートは以下の通り。
<JALマイル⇒ZIPAIRポイント交換レート>
交換マイル数 | 交換後ZIPAIRポイント | 交換レート |
3,000マイル | 3,000ポイント | 1マイル=1ZIPAIRポイント |
5,000マイル | 5,000ポイント | 1マイル=1ZIPAIRポイント |
10,000マイル | 15,000ポイント | 1マイル=1.5ZIPAIRポイント |
10,000マイルで1.5倍の15,000ZIPAIRポイントになります。
10,000マイル=15,000ZIPAIRポイント
3,000マイル=3,000ZIPAIRポイント
⇒15,000+3,000=18,000ZIPAIRポイント
となります。
つまり交換するなら10,000マイル単位がお得ということですね。
ZIPAIR POINT Club入会
ZIPAIR POINT Clubは会員登録無料で入会できます。
そしてZIPAIR POINT Clubの会員であれば年会費5,000円のZIPAIR POINT Club Plusに入会できます。
気になるZIPAIRポイント付与ですが残念ながら入会時の1回のみ。
詳細を一覧にしました。
<ZIPAIR POINT Club詳細>
初回獲得ポイント | 年会費 | ポイントの有効期間 | 他特典 | |
ZIPAIR POINT Club | 100ポイント | 無料 | 1年間 |
ZIPAIRポイント獲得・利用
|
ZIPAIR POINT Club Plus | 1000ポイント | 5,000円 | 1年間 |
ZIPAIRポイント獲得・利用
受託手荷物30%割引 |
ここで気になるのがZIPAIRの受託手荷物の料金。
年会費を払ってもお得になるのか、調べました。
※ZIPAIR POINT Clubへの入会はZIPAIR webサイトでできます。必ず最新の情報をご確認のうえご登録ください。
ZIPAIR Tokyo受託手荷物料金
機内持ち込み手荷物
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規定数 | 2個まで |
規定サイズ | 1個目/40×25×55cm 2個目/35×25×45cm |
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規定重量 | 1個7kg/総重量12kgまで | |
超過した時の追加料金 | 成田-ソウル 2,000円 ソウルー成田 24,000ウォン 成田ーバンコク 2,500円 バンコクー成田 800バーツ 成田ーホノルル 3,500円 ホノルルー成田 32ドル |
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受託手荷物
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規定数 | 5個まで |
規定サイズ | 3辺の合計が203cm以下 | |
規定重量 | 14kg/23kg/32kg以下 | |
料金(14kgまで) |
成田ーソウル 3,000円
ソウルー成田 36,000ウォン 成田ーバンコク 3,500円 バンコクー成田 1,1130バーツ 成田ーホノルル 4,500円 ホノルルー成田 41ドル |
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料金(23kgまで) |
成田-ソウル 4,000円
ソウルー成田 48,000ウォン 成田ーバンコク 4,500円 バンコクー成田 1,450バーツ 成田ーホノルル 5,500円 ホノルルー成田 50ドル |
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料金(32kgまで) | 成田-ソウル 5,000円 ソウルー成田 60,000ウォン 成田ーバンコク 5,500円 バンコクー成田 1,770円 成田ーホノルル 6,500円 ホノルルー成田 59ドル |
※スポーツ用品は特殊手荷物料金となります。詳しくはこちら。
ZIPAIR POINT Club Plusでは受託手荷物料金が30%割引になるので
例えば30kgの荷物を3個預けて成田からソウルまでフライトしたら
例)5,000円×3個=15,000円
15,000円×0.7=10,500円
つまり4,500円値引きしてもらえるということ。
年会費が5,000円なので、たくさんの荷物を持って出かけるんじゃなければ1年間に複数回ZIPAIRで海外へ出かけるという方ならお得かな、というところですね。
※ZIPAIR POINT Clubへの入会はZIPAIR webサイトでできます。必ず最新の情報をご確認のうえご登録ください。
ZIPAIRポイントの使い道は?
さて、ポイントが貯まったらお次はどう使うか、ですね。
ZIPAIRポイントは1ポイント=1円として、2021年4月現在
- ZIPAIR航空券
- 各種諸税
- 各種オプショナルサービス
- 機内販売
- ZIPAIR POINT Club Plus年会費
で使用可能となっています。
また、ポイントが足りなくてもクレジットカードと併用できるので最後まで使い切りやすいですね。
有効期限が迫ってきたけどマイルが少なくて使い道に困っている、という時には3,000マイルから交換できるのでこちらもムダにしないで済みます。
2021年4月現在はそこまでポイントが貯めやすいとか使い道が豊富でお得、という感じではなくて「小回りが利く」みたいなイメージ。
JALマイルの使い道が広がったと捉えるのが良さそう。
今後は他業種のポイントサービスとの連携も検討しているとのこと。
これから使い道がどんどん広がっていきそうですね。
JALマイルとの交換はできる?
先ほど、ポイントの獲得方法としてJALマイルを交換してZIPAIRポイントが獲得できる、と述べましたが、ZIPAIRポイントからJALマイルへの交換もできます。
ただ交換レートが少し異なるので注意が必要です。というのもマイルからポイントに交換する時は
- 3,000/5,000マイル⇒3,000/5,000ZIPAIRポイント
- 10,000マイル⇒15,000ZIPAIRポイント
でしたが、ポイントをマイルに交換する時には
2ZIPAIRポイント=1マイル
となりZIPAIRポイントを経由するとマイルが半分になる計算。
3,000ZIPAIRポイントをマイルに交換すると1,500マイル
15,000ZIPAIRポイントをマイルに交換すると7,500マイル
せっかく10,000マイル単位でお得にZIPAIRポイントに交換しても、ポイントからマイルに戻す(交換する)と半分になってしまうのは悲しい。
このことからマイルからポイントへの交換は少し慎重にやった方が良さそうです。
※ZIPAIR POINT Clubへの入会はZIPAIR webサイトでできます。必ず最新の情報をご確認のうえご登録ください。
まとめ
今回はZIPAIR Tokyoのポイントプログラム「ZIPAIR POINT Club」やZIPAIRポイントについてお伝えしました。
2021年4月に始まったばかりのこのサービスはまだ進化の途上といった印象ですが、JALマイルの使い道が広がったという点は歓迎すべきところ。
混雑状況にもよりますが、JALの国内線の料金ほどで海外にも行けちゃうとしたらあと少し残っていたマイルも無駄にしないで済みます。
今後はますますマイルを貯める楽しみが大きくなりそうですね。