己巳の日の東京金運・開運巡りに行ってきました!!

手水舎でてを清めている様子 神結びの旅

さて今回は「己巳の日」の日の7月25日。東京でも屈指の開運スポットへ金運・開運めぐりへと言ってきました!

「己巳の日」は年に6回しか来ない暦のなかでも金運財運に特化した特別な日なんです。

しかも…このご時世のコロナ禍。
でも近場ならお出かけしやすいですよね。

東京にお住まいのあなたも、仕事で東京まで来たあなたも。すぐ近くにこれだけのパワースポットがあるんだから行かなきゃソンですよ♪神様は頼ってくれる人をえこひいきしてくれるのです♪

感染対策をばっちり整えたら、いざ東京金運・開運巡りの旅へ出かけましょう!

今回は

  • 港区/蛇塚
  • 港区/宝珠院
  • 品川区/品川神社
  • 中央区/小網神社
  • 品川区/蛇窪神社

を巡りました!

東京タワーの足元!蛇塚は強力なパワースポット!

一部ではすっかり有名なパワースポット・蛇塚。

蛇塚は芝公園の中にあり、江戸時代までは増上寺の境内でした。

芝公園の観光案内をみても「蛇塚」に関する記述はほとんど見当たらないので意外と気づかずに通り過ぎている方も多いといいます。

地図で見てもわかる通り東京タワーのすぐ足元にあります。

蛇塚のはじまり

謂われは昭和30年代頃、神成志保という女性が秋田から上京、新宿で居酒屋を生業としていました。

その女性は蛇の夢を見たり家の中で蛇を見たりするたびに商売が繁盛していくと感じ、ある時にはタンスの中から蛇の死骸を見つけたことから蛇が自分の守り神であると信じるように。

ついには蛇塚を建て感謝の気持ちを形にしたんだそうです。

昔から日本では蛇、特に白蛇が珍重されてきましたね。蛇にはそんな力があるのかも知れません。

金運以外に仕事運アップにも一役買ってくれるんだとか。

これは参拝しない理由がありません!

それではさっそくご紹介。

蛇塚へ行きました

実際訪れてみるとこの角度で東京タワーが見えます。このあとついでに東京タワーにも寄ってみようかと考えつつ芝公園内にある蛇塚へ。

もみじ谷の一角にあるもみじの滝の、そのまた奥にお地蔵様が4体並んでいます。

皆さん、黙々と階段を昇っていますね。はやる気持ちを抑えつつ私もその列に加わります。

1体1体丁寧にお参り。

清酒と卵をお供えすることでパワーを頂けるとのことですが、現在はオオスズメバチの被害が多発したためお供えできません。

ただし持ち帰るのはいいみたいです。

この蛇塚を汚したりぞんざいな扱いをすると祟られると云われていますし、お参りが済んだらきっちり片付けるのが金運アップに繋がるかも知れませんね。

さぁ!いよいよ4体目のお地蔵様。

このお地蔵様のうしろに「お蛇さま」が祀られています。

ちょっと覗いてみると……

立派なお蛇さまが頭を持ち上げてこちらを見ています。思わず合掌。何だかとてもありがたい気持ちになって蛇塚をあとにしました。

 

閻魔大王の迫力に圧倒!宝珠院の弁財天は港七福神のひとつ

さて、蛇塚をあとにし、次に訪れたのは「宝珠院」。

蛇塚のあるもみじ谷からほど近くにあります。

こちらの弁財天さまはかの徳川家康公が所蔵していたとされ、現在では港七福神に制定されています。

が、残念ながら弁財天像は4月17日とその前の2日のみ御開帳。この日、拝覧はかないませんでした。

それでも港区の指定文化財・閻魔大王様の像は拝見できました(^^)

大迫力!

こちらの閻魔様は司録(判決を記録する者)と司命(判決を言い渡す者)を従えていて、これは都内では珍しいんだそう。

もともと閻魔様はインドの神様でしたが、日本でも鎌倉時代から庶民の間でも信仰されるように。

江戸時代になると1月と8月の16日に「地獄の蓋があく」として多くのひとが押し寄せたのだとか。

そのため門前には露店が建ち並び、見世物小屋が繁盛したりと大賑わいでした。

普段はこの閻魔様がいらっしゃるところはカギがかかってますが、ガラス越しに拝観することができます。興味深くのぞいてましたらなんとたまたま通りかかった御住職が、入って間近でご覧くださいと中にいれてくださって、しかも閻魔様のお話や壁に飾ってあった大きい曼荼羅の説明までしてくださいました♡

一粒万倍の泉で金運さらにアップ!東京十社のひとつ品川神社

品川神社は2020年2月から12月まで御大典記念事業に伴って工事が進められており、その全景を拝見することはできませんでした。

総工費はなんと1億3千万円!

そのうち6千万円を寄付で賄うとして募っています。

で、普通に「奉賛金」として現金を振り込むといった方法もあるのですが、「銅板を奉納」することもできます。

初穂料は1枚3,000円。

銅板には自分で名前や願い事を記入できます。そしてその銅板を新しい本堂で使用して下さり神様のお近くに50年以上残ることとなります。(詳細はこちらで)

何だかロマンを感じたので銅板を奉納させてもらいました。

新しい本堂には私の名前入り銅板がつかわれます♡

品川神社の一の鳥居は都内では三社しかないという「双龍鳥居」。

よく見ると柱の部分に龍が彫られています。向かって左の柱は「昇り龍」、右は「降り龍」。

ちなみに「双龍鳥居」、他の二社は

です。時間を見つけて三社めぐるのもいいですね。

そして一の鳥居の傍らには大黒天様。思わずこちらも笑顔に(*^^*)

こちらの大黒天様は「東海七福神」の一社として祀られています。

東海七福神とは

1932年、品川が東京市に編入された際、その繁栄を祈って創設。品川神社の大黒天の他には

  • 一心寺…寿老人
  • 養願寺…布袋尊
  • 荏原神社…恵比寿
  • 品川寺…毘沙門天
  • 天祖諏訪神社…福禄寿
  • 磐井神社…弁財天

がある

一の鳥居の先にある長い石段を昇ると…

社殿に辿り着きました。

ただ先ほど述べたように工事中のため手前にある仮の拝殿で参拝。

その右側の奥に進むとまるで京都の伏見稲荷神社を思わせるような赤い奉納鳥居が並んでおり、さらにその先にあるのが「阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)」です。

阿那稲荷神社は上社と下社に分かれており

  • 上社は天の恵みの霊
  • 下社は地の恵みの霊

が祀られています。

本堂の右奥に進んで赤鳥居を下ったところに阿那稲荷神社がありそこに一粒万倍(いちりゅうまんばい)の泉があります。

一粒萬倍とは

「米は一粒の種より萬倍の稲穂となる」という意味

 

上の写真は下社。「一粒萬倍」の文字が見て取れますね。

中へと踏み入れた途端、外界と一線を画したような静けさが広がり、ひんやりした空気が漂います。

この下社にはさらに

  • 八百万神社
  • 大黒恵比寿神社
  • 天王白竜弁財天社

も祀られています。何とも欲張りな気分。

中に入ったらすぐ左にあるのが「阿那稲荷祠」。その隣に「一粒萬倍の泉」があります。

済んできれいな水ですが飲んではいけません。

お金や印鑑、クレジットカードを洗うと金運アップが期待できます。また、御神水をお店や家の入り口・四隅などに撒くのも商売繁盛に良いとされています。

こちらで清めたお金をお財布にいれておいたら増えてくれそうですよね(^^♪

 

強運厄除けと東京銭洗い弁財天の小網神社

次に訪れたのが小網神社。

小網神社が強運厄除けと云われるのはもちろん理由があります。

それは第二次世界大戦の際、小網神社の出征奉告祭に参列しお守りを持った兵士全員が無事に生還したこと。

そしてあの東京大空襲でも境内建物が戦災を免れたことから。

これは期待できますね!

訪れてみると鳥居の手前から並ぶ人々。やはり信頼度は高いようです。

そして小網神社といえばもうひとつ。東京

銭洗い弁財天です。

「銭洗いの井」で持っていた小銭を丁寧に洗い清めます。

その清めたお金を再びお財布にしまいます。

ここで洗ったお金は「種銭」として大事にしまっておくと財運を授かるとのこと。

これで私も金運アップ間違いなし!

小網神社はまゆ玉みくじも有名です。

コロンとしたかわいいまゆ玉におみくじが入っていてうしろの切り込みからおみくじを出します。

まゆ玉はお守りとして持っていてもご利益があるんだそう。

また、まゆ玉は一本の糸で紡がれていることから「神様とのご縁が細く長く続くように」との願いがこめられています。

これは大事にしまっておきたくなる可愛らしさ!

 

「東京の白蛇さま」蛇窪神社

「蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)」は通称で「天祖神社(てんそじんじゃ)」が正式名称。

数少ない白蛇が祀られた神社です。

白蛇は平素清浄な心と優しさを持っていて私たちにもそのような心と幸運を授けてくれるとか。

他にも蛇窪神社では

  • 立身出世
  • 心願成就
  • 家業繁栄
  • 家内安全
  • 除災招福
  • もちろん金運アップ

などのご利益があります。

(蛇窪神社・撫で白蛇さんと厳島弁財天さんは改装中で行くことができず)

蛇窪神社到着。まっすぐ進むと社殿があります。

己巳の日だけあって既に行列が。ただコロナウイルス感染拡大の影響からか思ってたほどではありませんでしたね。


それでも並んでまでやっと手に入れたおみくじはに思い入れが^^;)

こちらがお目当ての巳の日限定の夢巳札・巳くじです。可愛らしいですよね。

(巳の日限定の夢巳札と巳くじのおみくじは行列にもめげずゲット!)

夢巳札には岩国のしろへびの脱皮と蛇窪大明神のお札が入っています。もちろん祈願して下さっています。

ここで残念なお知らせが!

もう一つのお目当てだった「撫で白蛇」と「厳島弁天社」が改装のため拝覧できず(T_T)

2016年に奉納されたという「撫で白蛇」はとても可愛いお顔をされているのを写真で見ていたため楽しみにしていました。

会いたかった…。

厳島弁天社は

  • 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
  • 大神
  • 田心姫神(たごりひめのかみ)
  • 湍津姫神(たぎつひめのかみ)

の5柱の神様が祀られており、蛇の「巳」と龍(たつ)の文字から「身が立つ」、つまり「立身出世」にご利益があるとされています。

失意の中(笑)来た道を戻り、先ほどくぐってきた鳥居の近くまで。

鳥居に向かって右側にはお稲荷さま。

(入口鳥居をくぐったすぐ左にあるお稲荷さん)

またもや赤い奉納鳥居を通り抜けると「稲荷大明神」が見えてきました。

こちらのお稲荷さまは京都伏見稲荷の御分霊が祀られています。

いよいよ本日最後の参拝。心を込めてお参りしました。

 

まとめ

駆け足で都内の金運スポットを巡ってきました。
少々疲れましたが、とても充実した一日を過ごすことができて大満足です。

コロナ禍でもできることは結構ある、と実感もできました。

遠くまで出かけられない今こそ身近なものを見直すチャンスです!マイルを使っての開運旅ももちろん効果絶大なのはいうまでもないのですが、近場の開運スポットで自分の中の神様とつながってみることも大事♡

今だからこそ、今しかできないことにぜひ目を向けてみてください。
コロナウイルスが収束したときには新しい世界が広がっているかも知れません。