預金するだけでマイルが貯まる?ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETを解説!

ANA機が飛んでいるところ ANAとJAL

毎日のお買い物でマイルが貯まったり、歩いただけでマイルが貯まったりと陸マイラーには嬉しいサービスが次々と登場していますがついに「預金したらマイルが貯まる」サービスのお目見えです。
その名も「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」。

確かにソニー銀行は外貨預金にも力を入れていると聞くし、Sony Bank WALLETがあれば海外旅行にも便利。
しかもネット銀行だけあってコンビニのATMも無料で使えて助かります!
その便利さそのままにマイルが貯まるとしたら…?
メインバンクはソニー銀行に決まり!かも。

さっそく「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」について調べました。

ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの特徴は?

ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETカード

さっそくANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETがどれほどマイルを貯めやすいのか、そしてお得なのか、その特徴を見てみましょう。

  • ソニー銀行新規口座開設とカード同時発行で500マイルがもらえる
  • 国内のお買い物でマイルが貯まる(5マイル/1,000円※上限40,000マイル/年)
  • 外貨預金と投資信託の月末の残高に応じてマイルがもらえる
  • ANAマイル付き外貨定期預金でマイルが貯まる
  • 少額の決済でも利用金額を毎月合計するからマイルが貯まりやすい
  • 為替コストが安い
  • Club S(ソニー銀行優遇プログラム)のステージによっては海外ATM手数料が最大で月5回まで無料(現地ATM設置機関利用手数料が発生する場合あり)
  • 海外でもVISAの加盟店でデビットカードの機能が使える(外貨預金口座から直接引き落とすことも可能)
  • 年会費・カード発行手数料が0円(カード再発行手数料1,650円)
  • 他行への振込手数料が2回/月まで無料
  • ソニーストアでのカードご利用で3%割引(除外品あり)
  • 付帯サービス
    • ショッピング保険
    • 不正利用補償
    • 取引通知サービス
    • Visaデビット利用明細(15か月分)
    • 本人認証サービス(不正利用防止)

たくさんありますね。
この中からいくつか解説いたします。

ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETについて解説

「いいことばっかり並べて何か怪しい」と私みたいに思う方もいらっしゃると想定して、ここから先は私が知ってる限りのことを解説いたします。

カードの詳細についてはこちらでご確認ください。

ソニー銀行新規口座開設とカード同時発行で500マイルもらえる

ソニー銀行は国内在住で満15歳以上88歳未満の方であればどなたでも口座を開設できます。
方法は2通り。

  • ペーパーレス口座開設
  • 郵送で口座開設

ペーパーレスで手続きが可能な方とそうでない方がいらっしゃるので詳しくは公式サイトでご確認ください。
なお、既にソニー銀行に口座をお持ちの方は500マイルプレゼント対象外となってしまいます。

国内のお買い物でマイルが貯まる/少額の決済でも利用金額を毎月合計するからマイルが貯まりやすい

年間で40,000マイルまでと上限があるので他のカードと組み合わせて上手に使えばマイルも貯まるし他の特典も使えて便利。
しかも少額のお買い物でも月末に合算してマイルに交換なのでムダが少なくて済みます。
金額が少ない時はANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETで決済する、なんていうのもいいかも。
そんなことができるのも年会費が無料だから。

為替コストも海外ATM手数料もお得になるClub Sとは?

Club Sはソニー銀行独自の優遇プログラムです。各ステージの獲得条件は以下の通り。

<Club S獲得条件>

ステージ 獲得条件 備考
シルバー 次のうちのいずれか

  • 普通預金や定期預金等の月末の総残高が合計300万円以上
  • 外貨預金の積立購入金額が月間合計3万円以上
  • 投資信託積立プランの月間合計額が3万円以上
総残高:円普通預金・円定期預金・円定期plus+・為替リンク預金(円スタート型)・外貨預金・投資信託・WealthNavi for ソニー銀行の残高の合計
ゴールド 右記の3点の合計が500万円以上1,000万円未満
  • 月末の外貨預金残高(円換算額)
  • 月末の投資信託残高(約定日基準)
  • 毎月20日時点の「WealthNavi for ソニー銀行」の資産評価額(円換算額)
外貨預金残高:外貨普通預金(積立購入含む)・外貨定期預金(ANAマイル付き外貨定期預金含む)・為替リンク預金(外貨スタート型)の残高合計額
投資信託残高:投資信託(円建て)・投資信託(外貨建て)の円換算額の残高合計額
「WealthNavi for ソニー銀行」の資産評価額:20日時点の現金・保有ETF円換算額の残高合計額
プラチナ 右記の3点の合計額が1,000万円以上

他にもランクを上げる方法や計算方法など詳しくは公式サイトで。

ソニー銀行ってどんなところ?

ソニー銀行が開業したのは2001年6月。
以来、主に個人向けの商品に力を注いできたこともあって預金額も順調に伸びてきているのだとか。
創業20年てずいぶん経ってるようだけど、銀行は古くから操業しているところが多いせいかあんまりピンとこない…。
そこでソニー銀行についても調べることに。

ソニー銀行の格付け

企業にとっても銀行にとっても経営状態や信用度は気になるところ。


出典:https://www.jcr.co.jp/ratinglist


出典:https://www.standardandpoors.com/ja_JP/delegate/getPDF?articleId=2621258&type=COMMENTS&subType=REGULATORY


出典:https://www.r-i.co.jp/file/topics_data_lists_japanese-corporate-50.pdf

民間の調査会社3社を見ても信用度はどれも高いですね。
実はメガバンクとほぼ同じで、ネット銀行の中でもかなり高い評価なんです。

ソニー銀行の弱点

ここまで全く隙がないように見えるソニー銀行ですが、もちろん弱点だってあります。
それは普通預金金利が低いこと。
確かにメガバンクと比べても特に低いということはありませんが他のネット銀行を見てしまうと若干見劣りしてしまう気がします。

<ネット銀行普通預金金利一覧※2021年4月1日現在

銀行名 普通預金金利(変動制含む)
あおぞら銀行 BANK 0.20%
楽天銀行 0.02~0.10%
SBJ銀行 0.02%
大和ネクスト銀行 0.005%
東京スター銀行 0.001~0.100%
イオン銀行 0.001~0.100%
ローソン銀行 0.001~0.150%
住信SBIネット銀行 0.001%
セブン銀行 0.001%
ジャパンネット銀行 0.001%
ソニー銀行 0.001%
(参考)三菱UFJ銀行 0.001%
(参考)三井住友銀行 0.001%
(参考)みずほ銀行 0.001%

ネット銀行の魅力のひとつが高い金利と安い手数料であることを考えたら少し物足りない気がします。
ただその分、商品の魅力でカバーできている、とも言えますが。

まとめ

今回はANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETとソニー銀行についてお伝えしました。
このカードは預金するだけでマイルが貯まるというお得感に加えて年会費がかからないことから、2枚目のカードとしても良さそう。
それにソニー銀行も私の勝手なイメージよりもずっと信用度が高いということがわかりましたし、このカードを持たない理由がなくなった感じ。
マイルを貯める手段がまたひとつ増えて、自由に動くことができる世の中が早く来てくれたらなってさらに強く思います。